1回目は、いま使っているClaude Codeをしほさん仕様に育て直す回です。
上から順に進みます。分からなくなったら、そこで止めて聞いてください。
当日の手順
01いまの使い方を見せてください
はじめに、Claudeが会話を学習に使わない設定になっているかを確認します。claude.ai/settings/privacy を開くと、設定の「プライバシー」の中に「AIモデルの改善にご協力ください」というスイッチがあります。ここがオフになっていれば大丈夫です。
つぎに、ふだんのClaude Codeの画面をそのまま見せてください。鑑定書をどんなふうに頼んでいるかも見せてください。
上手にできているところと、「ここが整うともっと速くなる」ところを一緒に見ます。きれいに準備しなくて大丈夫です。ふだんのままが一番の材料です。
02スタートパックを入れる
しほさん専用の設定パックです。下のボタンからダウンロードして開くと、「Claude Code作業」というフォルダが出てきます。ダウンロードした「Claude Code作業」フォルダを、Finderの左にある「書類」へドラッグしてください。
そのあと、Claude Codeでこのフォルダを開きます。チャットの入力欄の下に、フォルダのマークと今のフォルダ名が書かれたボタンがあります。ここを押して、「書類」の中の「Claude Code作業」を選ぶだけです。一度選べば、次の回からは同じフォルダのまま始まります。もし別のフォルダ名になっていたら、同じボタンから選び直してください。
すると、Claude Codeの方から最初の質問――「何とお呼びすればいいですか」――が来ます。答えると、しほさん専用のアシスタントとして動き始めます。続けて、この2つのお願いをコピーして渡します。
このフォルダの約束ごと(CLAUDE.md)を、 わたしに分かる言葉で、かんたんに説明してください。
いまから自己紹介と、宿題の2つ (お仕事の棚卸し・作りたいことメモ)を渡します。 わたしのプロフィールとして、 ナレッジに保存してください。
渡し方は、ファイルをドラッグしても、音声入力でそのまま話しても大丈夫です。ここが、Claude Codeが「しほさんのこと」を覚えはじめる瞬間です。
説明を聞いたら、この3つを覚えてください。
- CLAUDE.md=机の前の貼り紙
毎回かならず読まれる約束。「それ、CLAUDE.mdに書いておいて」と言うと、ここに入ります - ナレッジ=しほさんの知識帳
星の読み方・言い回し・鑑定書の型。「記録して」「ナレッジに保存して」は、ここに入ります - メモリ=Claudeの覚え書き
続きから始めるために、Claudeが自分で短く書き留めておく場所です
使い分けの物差しは、毎回守ってほしい短いルールは貼り紙へ、長い知識や文例は知識帳へ。
といっても、行き先を覚える必要はありません。「覚えておいて」と言うだけで、Claudeが行き先を判断して「CLAUDE.mdに書きました」「ナレッジに保存しました」と報告する約束がパックに入っています。違う場所がよければ「それはナレッジで」と言えば移ります。メモリはClaudeが自分で書き留める手帳で、「今日はここまで」と言えば勝手に入ります。
ちなみに貼り紙(CLAUDE.md)は毎回まるごと読まれるので、長くするほど毎回の使用量が増えます。だからルールは短く、かさばるものはナレッジへ。
貼り紙には、講座の中でこんな決めごとが増えていきます。お客様情報の伏せ方の形(今日の03で決めます)、言葉の好み(今日の05で貯めはじめます)、「この型はこのファイル」という定番作業の入口、確認なしで進めてよい範囲。困りごとが出るたびに1行ずつ、が育て方です。
モデルは頭の切り替えで、ふだんはSonnetで十分です。ここぞの相談のときだけ、上のモデルに切り替えます。そして会話が長くなってきたら、「今日はここまで」で記録して、新しいセッションで「続きから」。その方が軽くて、使用量の節約にもなります。
今日いちばん覚えて帰ってほしい言葉は「それ、CLAUDE.mdに書いておいて」です。
03お客様の情報の約束を決める
鑑定は、お客様の生年月日という大切な情報をお預かりするお仕事です。どう扱うかの約束を一緒に決めて、決めたことをその場で書いてもらいます。
いま決めたお客様の情報の約束を、 CLAUDE.mdに追記してください。
口で言うのではなくここに書いておくと、次からもずっと守られます。
04これまでの会話を引っ越す
まずClaude Codeの過去のセッションから始めます。残したい会話を開き直して、こう頼むだけです。
この会話の残したい内容を、 ナレッジに保存してください。
次に、書き出しておいたChatGPT・Claudeチャットのデータ。フォルダづくりも移動も、自分ではやらずにClaude Codeにやってもらいます。場所を伝えるだけで動いてくれる体験です。
ダウンロードフォルダに、ChatGPTとClaudeのチャットの 書き出しデータがあります。 この作業フォルダの中に「引っ越し素材」フォルダを作って、 そこへ移動してください。
移動できたら、いきなり全部読ませずに、目次から。
「引っ越し素材」のファイルから、 会話のタイトル一覧だけ出してください。 中身はまだ読まないでください。
いま選んだ会話だけ読んで、 星の読み方・言い回し・鑑定書の型を ナレッジに整理してください。 お客様のお名前や生年月日などの個人情報は、 ナレッジに書き残さないでください。
引っ越すのは「知識」だけ。お客様との個別の会話は引っ越しません。この仕分けそのものが、さっき決めた約束の練習になります。
05「地味に面倒」を楽にする
音声入力の文章を整えて、LINEやメールにコピペしている作業。「◯◯用に整えて」と言うだけで貼るだけの文が返ってくる係を、Claude Codeの中に作ります。進め方はこの4つです。
1.いつものやり方を1本、そのまま見せてください。音声入力した生の文章を、どこを手で直して、どこに貼っているか。ふだんのままが材料です。
2.同じ1本をClaude Codeに渡して、「LINE用に整えて」と頼んでみます。
3.出てきた文を読んで、「ここは違う、私はこう書く」と思ったら、そのたびにこう伝えます。
いま直したところは、私の言葉の好みです。 ルールとしてCLAUDE.mdに覚えておいてください。
4.仕上げに、このお願いを一度だけ。約束がCLAUDE.mdに入るので、次からは頼まなくても、整えた文がコピーされた状態で返ってきます。これで「LINE用に整えて」と言う→貼る、の2手になります。
これからは、「◯◯用に整えて」と頼んだら、 整えた文をクリップボードにも入れておいてください。 それ、CLAUDE.mdに書いておいて。
今日仕上げるのは一番よく使う媒体だけ。入口ができれば成功です。残りの媒体は、日常で使いながら「それ、CLAUDE.mdに書いておいて」を繰り返すと勝手に育っていきます。ここで貯まった言葉の好みが、次の回からの鑑定書やThreadsの文章づくりの土台になります。
06今日のしめくくり
終わる前に、2回目の日程を決めます。ご予定の分かるものを開いておいてください。
決まったら、今日の終わりの言葉です。
今日はここまで
この一言で、今日の「やったこと・次やること・未解決のこと」の短い要約がメモリに記録されます(詳しく残したい中身は、ナレッジに.mdで残ります)。次に開いたとき「次やることは?」と聞けば、Claudeがその記録を読んで、続きから始まります。
最後に、2回目・3回目の日程を決めましょう。100日チャレンジの構想も、ぜひ聞かせてください。